らしい、じゃなくて、絶対ある。
子どもが、忙しいときに限って、熱がでたり、吐いたりするのは
こっち向いて
が少なからずあると思う。
私もあったんだと思う。
小学校のとき側弯でひっかかって、それ以来半年に一回だか三か月ごとだかの頻度で病院にチェックのため通っていたけど、母をそのときだけひとりじめできた。
学校休んで、(平日しか病院やってない。しかも大きい病院)朝もはよから診察のために並ぶ。
ぜんぜん愉快じゃないんだけど、そのときは母を独り占めできて、お昼を母と二人でたべることができて、今思えば私はすすんでこの病をとりにいったような気がする。(今思えば)
何きてもずれるし、ウエストの位置が左右ちがうからスカートがどんどん回るし、腰痛は常にあるし結構それはそれで問題。妹もこれになった。脊柱側弯って何か画期的な治療法でたのかしら? と思って調べたけど、さっぱり。私の時代からあまり進歩していないように見える。あいかわらず、ダッサイ装具つけて、成長するときに矯正させるような昭和のやりかた。何も変わってない。あれは進行をとめるかもしれないけどいまいちよくなった感はない。
私は高学年から中学にかけていっきに進行してこの装具をつけたけど、途中で成長がとまって側弯も止まった。(とまったとはいえ、あんまりよくない。20°~30°くらいまでカーブしててS字ツイスト。内臓どうなってんだろ)
だから、手術まではいかなかったけど、検診でよくあっていた子はオペまでいってしまった。
背中かっぴらいて、ワイヤーで矯正する手術。きいただけでも怖かった。
その子もお母さんと一緒に病院にきていて(同じ年だった)いつおなじタイミングだったので情報交換していたけど私よりずっと熱心に治療(・・・治療方法はとくにない。日常で重たいものをもたない、左右対称を心がける、プールなど重力を利用して運動するなど)していた。
なのに彼女は進行してしまって手術になってしまった。そこで連絡が途絶えてしまって(今のように連絡手段がなく家電かお手紙しかなかった)今どうされているだろうか・・・