心理の勉強をしていて、これが自分にひっかかってると気が付いたことがあった。他界している父のこと。父は回避型で家族と向き合わず、いつも不機嫌だった。外面はよく、にこにこしていたけど家族にはいつも仏頂面で何が楽しいんだろう? と思っていた。
そんな父とちゃんと話なんかしたことがない。
58で亡くなったのだけど、生きたいように生きたのか? やりたいことはできたのか?
それが知りたかった。時々夢にでてくる。本当に時々。その父は笑っている。
あっちの世界はどんななの? 楽しくやってるの?
あまりにも突然の死だったので、私は受け入れてなかったし、怒っていた。
で、セッションのあと、お墓参りしたほうがいいね、ってセラピストさんにいわれて、
そうだ、ずっといってないやと思ってそのままその足で墓参りにいった。やたらとおくて、過酷な道のりだったけど、とにかく私はお墓にたどり着いて、蚊と戦いながら父にこう告げた。「お父さんの生き方を尊重します」と。
で、これで気が済んだので本当に短い滞在だったけど、すぐその場を離れた。
今日はものすごくつかれているので寝ます。おやすみなさい。