自分を大切にする

私はいい人のふりをするのが大得意なので、自分や自分のこどもをないがしろにしてしまった。

子どもが小さいとき、子供が一番楽しみにしていたお菓子を他の子にとられて、怒っているのを

まあまあとなだめてしまった。こっちでもいいじゃない。あれはわけてあげようといってしまった。

2つあるんだったらそれでもよかった。1つしかないものは自分が何よりも大事にしている自分の娘に最優先にあげないといけなかった。(ずっとずっとあとに気が付いた)

こんなふうに、私は自分や子供をないがしろにしてしまった。

 

本当は私は赤いのが一番ほしかったのに、どれでも好きなのをおとりなさいといわれたとき、赤は私以外の人もほしいかもしれないと思って遠慮してブルーをとった。

だんだん一番自分がほしいものが何なのかわからなくなってきた。

私が子供のころは、いつも母親に3つ下の妹に玩具もおかしも分けるかゆずるかするようにいわれた。妹は自分がすきなものをいつもとる。とれなかったらなく。すると「お姉ちゃんなんだからゆずってあげなさい」と、いわれた。毎回こうだった。私は反抗する力を失った。

これが当たり前。私はいつも優先されない。これがデフォルトになってしまって大人になってもナチュラルにこれをやっていた。すねていたと思う。「どうせ私は一番好きなものをもらえない」って。

 

だから、私は自分の子供になにがなんでも子どもの一番に欲しいものを与えて、ほかの子を優先するべきではなかった。これは彼女のだから、ほかのを選んでねとかなんとかいいようはいくらでもあった。

 

 

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