へらへら笑ってごまかして嵐がさるのを待っている理由

怒ったらいけないと脳内で自分の怒りを抑圧している行為で、本来怒ってもいいのに怒らないでなぜか笑っている、脳内で何か変換されている人がいる。私は心理セッションをうけたとき、これをなんども指摘された。

辛いこと、悔しかったこと、怒りを表現するところでつい笑ってごまかしてしまう。この状況は自分の中で何がおきているのだろうか。

また、怒りを覆い隠すことで私はどんな利得を得ているのだろうか。

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自分の怒りを脳内で抑圧することは、一時的には周囲の人々との関係を保つために役立つかもしれないが、長期的には健康や心理的な面に悪影響を及ぼす可能性がある。怒りを抑圧する行為は、以下のような側面で問題を引き起こすことがある。

1. ストレスと不安: 怒りを抑圧し続けることは、内部的なストレスや不安の原因となる可能性がある。感情を抑え込むことが自分にとってストレスとなり、心身の健康に悪影響を及ぼすことがある。

2. 身体的影響: 怒りは身体的な反応を引き起こすことがある。抑圧された怒りは、体内で緊張やストレスホルモンの増加を引き起こす可能性があり、頭痛、胃の不調、不眠症などの身体的な症状が現れるかもしれない。

3. 関係の悪化: 怒りを抑え込むことが続くと、その感情が爆発的に表れることがあるかもしれない。これにより、関係が悪化する可能性がある。怒りを適切に処理せず、コミュニケーションの問題が発生することがある。

4. 自己評価の低下: 怒りを抑え込むことが続くと、自分自身に対する不満や不安が蓄積される可能性がある。これが続くと、自己評価が低下し、心の健康に悪影響を及ぼすことがある。

怒りは自然な感情であり、適切な方法で処理することが大切だ。怒りを抑圧するのではなく、健康な方法で表現し、理解し、解決策を見つけることが重要である。このためには、感情を受け入れることや、冷静な状態でコミュニケーションをするためのスキルを学ぶことが役立つ。また、プロのカウンセリングや心理療法を受けることも、感情の健全な処理をサポートする方法として検討する価値がある。

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